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テスト設計コンテスト
- テスト設計コンテスト'21 OPENクラス 決勝戦レポート

2021年9月18日(土) 於 オンライン開催

テスト設計コンテスト'21 OPENクラス 決勝戦

2021年9月18日、Zoomウェビナーを利用したオンラインの決勝戦を実施しました。
結果は以下の通りとなりました。
決勝戦出場チームの成果物の一部を掲載しますので合わせてご覧ください。

司会進行
  • 佐藤 陽春 (テスト設計コンテスト実行委員会)
決勝戦審査委員
  • 審査委員長 :
    • 西 康晴(電気通信大学)
  • 審査委員(本部審査委員) :
    • 秋谷 勤 (東海ソフト)
    • 小楠 聡美 (HBA)
    • 田中 英和 (日の出ソフト)
    • 町田 欣史 (NTTデータ)
    • 湯本 剛 (freee)
    • 吉澤 智美 (日本電気)

OPENクラス 受賞チーム

【優勝】 テス豆 (東京)

写真/テス豆

【準優勝】 シン・田町補充計画 (東京)

写真/シン・田町補充計画

OPENクラス 決勝戦出場チーム(発表順)

OPENクラス 決勝戦出場チームの審査結果

順位 チーム名
1 テス豆
2 シン・田町補充計画
3 エムスリーQAチーム
4 ジョゼ

OPENクラス テストベース

◆テスト対象アプリケ―ション

【Quality Forward】(株式会社ベリサーブ様のご協力により提供)

◆予選時の設定

ASTER社ではテスト管理用のツール:Quality Forward(QF)を開発し、クラウドサービスとして提供しています。すでに多くの企業で導入もされている一方で、最近はそれらの企業からの問い合わせも多くなり、機能アップデートの機会が増えています。ASTER社の経営層からは、開発効率向上のために自動化も検討すべきではという声も上がっています。ユーザーマニュアルと実際動作するソフトウェアを参照し、以上の状況を踏まえてユーザーとしてのテスト設計をしてください。

◆決勝に向けての指令(テスト設計時の設定の更新)

ある日のASTER社の経営会議において、Quality Forward(QF)の開発にあたっては、機能アップデートによるリリース頻度増加を見据えてテスト自動化をするようにと、QF開発チームに指示がありました。
この方針を前提としたテスト設計をしてください。

◆テストベース

Quality Forwardのテストベースとして、以下を提供します。

また、参加エントリー後に以下を提供します。

  • Quality Forward プロトタイプ環境
    • プロトタイプ環境は、参加エントリーした参加者全員が使用できます。
    • コンテスト利用のために特別に用意いただいた環境のため、実際の製品とは異なり、一部機能制限があります。

◆注意事項

  • コンテストで使用するQuality Forwardの振る舞いについては、Quality Forwardから参照できるヘルプではなく、本ページからダウンロードできるマニュアルを参照してください。
  • テスト対象アプリケーションについて、コンテストに関する目的で株式会社ベリサーブに直接問い合わせることはご遠慮ください。

OPENクラス テスト設計コンテスト審査基準2021

◆地域予選、書類選考予選および決勝戦の成果物審査

予選(書類選考予選を含む)および決勝戦とも審査基準は共通となります。

■テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計点(40点)

  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計レベルでテストすべきこと(テスト観点)が考慮されているか
  • テスト観点がすべて盛り込まれているか
  • テスト観点が適切な粒度で表現されているか
  • テストレベルやテストタイプ、テストサイクルなどを用いるなどして、テストの全体像が把握しやすいか
  • テスト対象やテスト目的など、テスト観点間の関係が分かりやすいか
  • テストの厚みやバランスが考慮されているか
  • テストスコープが明示されているか、明示されたスコープは妥当性があるか
  • テスト対象に関する仕様やドキュメントの問題を指摘できているか

■テスト詳細設計・実装点(30点)

  • 特定のテスト観点において、テストケースが十分に記述されているか
  • 選択したテスト観点が適切か
  • テストケースの構造が適切に表現されているか
  • テスト詳細設計・実装のための適切なテストの技法や記法を用いているか
  • 網羅性やピンポイント性は適切に考慮されているか
  • リスクを考慮した優先順位付けが行われているか

■工程間一貫性点(10点)

  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計とテスト詳細設計・実装の間のトレーサビリティが取れているか
  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計とテスト詳細設計・実装のバランスが良いか

■文書点(20点)

  • 文書の情報量は適切か
  • 文書の構造は適切か
  • 文書の論理性は高いか
  • 文書は分かりやすいか(正確な情報が速やかに伝わるか)
  • 文書の説得力は高いか
  • 文書体系が示されているか
  • 文書の保守性を考慮しているか

※ 文書にはプレゼンテーション資料も含む。

■総合点(20点)

  • 技術レベルが高いか
  • 独自性は高いか
  • 新規性は高いか
  • 発想は豊かか

※ ただし、独自の概念や用語を用いる場合には、用語の定義を必ず行うこと。

以上、合計120点満点とします。

◆地域予選、および決勝戦のプレゼンテーション審査

■プレゼンテーション技術点(15点)

  • 内容、表現手法、その他特別点

※書類選考予選ではプレゼンテーション審査は行いません。

OPENクラス 予選スケジュール/選考結果

それぞれの予選スケジュールと選考結果については下記をご覧ください。

◆オンライン予選(全国一斉開催)

開催日程

2021年5月29日(土)

開催場所

オンライン

成果物提出締切

2021年5月10日(月)

参加チーム
  1. エムスリーQAチーム
  2. S.W.A.T
  3. テス豆
  4. ジョゼ
  5. ミスターシャチOO
  6. ベルトの穴モタナイズ
  7. シン・田町補充計画
(発表順)
予選結果

審査の結果、以下のチームが予選通過となりました。 決勝戦での奮闘に期待します。

  • エムスリーQAチーム
  • テス豆
  • ジョゼ
  • シン・田町補充計画
(発表順)
審査委員

秋谷 勤 (東海ソフト)

小楠 聡美 (HBA)

喜多 義弘 (長崎県立大学)

佐々木 方規 (ベリサーブ)

田中 英和 (日の出ソフト)

徳 隆宏 (JaSST Kansai実行委員会)

西 康晴 (電気通信大学)

長谷川 聡 (ベリサーブ)

町田 欣史 (NTTデータ)

吉澤 智美 (日本電気)

◆OPENクラス 予選審査結果

予選通過チーム


審査結果

 

順位 チーム名
1 テス豆
2 シン・田町補充計画
3 ジョゼ
4 エムスリーQAチーム
5 ベルトの穴モタナイズ
6 ミスターシャチOO
7 S.W.A.T

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