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テスト設計コンテスト
- テスト設計コンテスト'20 OPENクラス 決勝戦レポート

2020年9月26日(土) 於 オンライン開催

テスト設計コンテスト'20 OPENクラス 決勝戦

2020年9月26日、Zoomウェビナーを利用したオンラインの決勝戦を実施しました。
結果は以下の通りとなりました。
決勝戦出場チームの成果物の一部と、プレゼンテーション審査時間を利用した視聴者からのフィードバックを掲載しますので合わせてご覧ください。

司会進行
  • 佐藤 陽春 (テスト設計コンテスト実行委員会)
決勝戦審査委員
  • 審査委員長 :
    • 西 康晴(電気通信大学)
  • 審査委員(本部審査委員) :
    • 秋谷 勤 (東海ソフト)
    • 小楠 聡美 (HBA)
    • 鈴木 三紀夫 (NPO法人 ASTER理事)
    • 田中 英和 (日の出ソフト)
    • 町田 欣史 (NTTデータ)
    • 湯本 剛 (freee)
    • 吉澤 智美 (日本電気)

OPENクラス 受賞チーム

【優勝】 セクシーゴリラ (東京)

写真/セクシーゴリラ (東京)

【準優勝】 出席番号となり同士 (東京)

写真/出席番号となり同士 (東京)

OPENクラス 決勝戦出場チーム(発表順)

OPENクラス 決勝戦出場チームの審査結果

順位 得点 チーム名
1 70 セクシーゴリラ
2 63 出席番号となり同士
3 58 ウイングアーク1st
4 56 ジョゼ
5 49 テス豆

OPENクラス コンテスト内容

  • 下記テストベースに対するテスト設計を行い、その優劣を競います。
  • コンテストは各地域予選を行い、優秀と認められたチームが決勝戦へ出場する権利を得ます。
  • 決勝戦では予選を通過したチームが集い、その腕を競います。予選で作成したテスト設計資料をさらにブラッシュアップすることで、技術を進化させる楽しみを味わってください。
  • 予選前に各地域でチュートリアルを行います。チュートリアルではテスト設計に関する講義を行います。このチュートリアルは一般の方も参加可能です。参加予定チームはもちろん、一般の方もぜひご聴講ください。

◆テスト対象アプリケ―ション

【Quality Forward】(株式会社ベリサーブ様のご協力により提供)

◆予選時の設定

ASTER社では社内のテスト管理用のツール:Quality Forward(QF)を開発し、このたびプロトタイプが完成しました。 ユーザーマニュアルおよび提案書を参照して、このプロトタイプのユーザーとしてのテスト設計をしてください。

◆決勝戦に向けての特別指令

ASTER社では、社内で使っていたテスト管理用ツール:Quality Forward(QF)を社外に向けて販売することを決定しました。引き合いが強い 提案書 p.9 の企業様が含まれる各業界へ段階的に販売開始します。
この方針を前提としたテスト設計をしてください。

◆テストベース

Quality Forwardのテストベースとして、以下を提供します。

また、参加エントリー後に以下を提供します。

  • Quality Forward プロトタイプ環境
    • プロトタイプ環境は、参加エントリーした参加者全員が使用できます。
    • コンテスト利用のために特別に用意いただいた環境のため、実際の製品とは異なり、一部機能制限があります。

OPENクラス テスト設計コンテスト審査基準2020

事前の成果物審査と予選・決勝戦当日のプレゼンテーション審査を行います。

◆地域予選、書類選考予選および決勝戦の成果物審査

予選(書類選考予選を含む)および決勝戦とも審査基準は共通

■テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計点(40点)

  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計レベルでテストすべきこと(テスト観点)が考慮されているか
  • テスト観点がすべて盛り込まれているか
  • テスト観点が適切な粒度で表現されているか
  • テストレベルやテストタイプ、テストサイクルなどを用いるなどして、テストの全体像が把握しやすいか
  • テスト対象やテスト目的など、テスト観点間の関係が分かりやすいか
  • テストの厚みやバランスが考慮されているか
  • テストスコープが明示されているか、明示されたスコープは妥当性があるか
  • テスト対象に関する仕様やドキュメントの問題を指摘できているか

■テスト詳細設計・実装点(30点)

  • 特定のテスト観点において、テストケースが十分に記述されているか
  • 選択したテスト観点が適切か
  • テストケースの構造が適切に表現されているか
  • テスト詳細設計・実装のための適切なテストの技法や記法を用いているか
  • 網羅性やピンポイント性は適切に考慮されているか
  • リスクを考慮した優先順位付けが行われているか

■工程間一貫性点(10点)

  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計とテスト詳細設計・実装の間のトレーサビリティが取れているか
  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計とテスト詳細設計・実装のバランスが良いか

■文書点(20点)

  • 文書の情報量は適切か
  • 文書の構造は適切か
  • 文書の論理性は高いか
  • 文書は分かりやすいか(正確な情報が速やかに伝わるか)
  • 文書の説得力は高いか
  • 文書体系が示されているか
  • 文書の保守性を考慮しているか

※ 文書にはプレゼンテーション資料も含む。

■総合点(20点)

  • 技術レベルが高いか
  • 独自性は高いか
  • 新規性は高いか
  • 発想は豊かか

※ ただし、独自の概念や用語を用いる場合には、用語の定義を必ず行うこと。

以上、合計120点満点とする。

◆地域予選、および決勝戦のプレゼンテーション審査

■プレゼンテーション技術点(15点)

  • 内容、表現手法、その他特別点

※書類選考予選ではプレゼンテーション審査は行いません。

OPENクラス 予選スケジュール/選考結果

それぞれの予選スケジュールと選考結果については下記をご覧ください。

◆オンライン予選(全国一斉開催)

開催日程

2020年6月27日(土)

開催場所

オンライン

成果物提出締切

2020年5月25日(月)

参加チーム -----------------------------
【Aグループ参加チーム】(発表順)
  1. ウイングアーク1st
  2. ミスターOOハタ
  3. 電子情報検査技術同好会
  4. テス豆
  5. 出席番号となり同士

審査の結果、以下のチームが予選通過となりました。 決勝戦での奮闘に期待します。

  1. ウイングアーク1st
  2. 出席番号となり同士
  3. テス豆
-----------------------------
【Bグループ参加チーム】(発表順)
  1. さめ
  2. 信頼貯金
  3. セクシーゴリラ
  4. ジョゼ
  5. TQS46

審査の結果、以下のチームが予選通過となりました。 決勝戦での奮闘に期待します。

  1. セクシーゴリラ
  2. ジョゼ
-----------------------------
審査委員

秋谷 勤 (東海ソフト)

小楠 聡美 (HBA)

喜多 義弘 (東京工科大学)

佐々木 方規 (ベリサーブ)

田中 英和 (日の出ソフト)

徳 隆宏 (JaSST Kansai実行委員会)

西 康晴 (電気通信大学)

長谷川 聡 (ベリサーブ)

町田 欣史 (NTTデータ)★

吉澤 智美 (日本電気)

(★…予選審査委員長)

◆OPENクラス 予選審査結果

予選通過チーム

Aグループ
審査結果

順位 チーム名
1 ウイングアーク1st
2 出席番号となり同士
3 テス豆
4 電子情報検査技術同好会
5 ミスターOOハタ

Bグループ
審査結果

順位 チーム名
1 セクシーゴリラ
2 ジョゼ
3 TQS46
4 信頼貯金
5 さめ

OPENクラス 参加チームの声

参加いただいたチームから、自社Webサイト等で出場報告やコンテストの紹介をしていただきました。

掲載許可をいただいたものを掲載しております。
外部ページへのリンクのため、万一リンク切れの際はご容赦ください。

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