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テスト設計コンテスト
- テスト設計コンテスト'20 U-30クラス 決勝戦レポート

2020年9月26日(土) 於 オンライン開催

テスト設計コンテスト'20 U-30クラス 決勝戦

2020年9月26日、Zoomウェビナーを利用したオンラインの決勝戦を実施しました。
結果は以下の通りとなりました。
決勝戦出場チームの成果物の一部と、プレゼンテーション審査時間を利用した視聴者からのフィードバックを掲載しますので合わせてご覧ください。

司会進行
  • 後藤 香織 (テスト設計コンテスト実行委員会)
決勝戦審査委員
  • 審査委員長 :
    • 井芹 洋輝 (テスト設計コンテスト実行委員会)
    • 山﨑 崇 (ベリサーブ)
  • 審査委員(本部審査委員) :
    • 大段 智広(豆蔵)
    • 井芹 久美子(テスト設計コンテスト審査委員会)
    • 坂 静香 (テスト設計コンテスト審査委員会)
    • 蛭田 恭章 (ベリサーブ)

U-30クラス 受賞チーム

【優勝】 一等米 (東京)

写真/一等米

【準優勝】 王バーフロー (東京)

写真/王バーフロー

U-30クラス 決勝戦出場チーム(発表順)

U-30クラス 決勝戦出場チームの審査結果

順位 得点 チーム名
1 66 一等米
2 28 王バーフロー

U-30クラス コンテスト内容

  • 下記テストベースに対するテスト設計を行い、その優劣を競います。
  • U-30クラスは書類による予選を行い、優秀と認められたチームが決勝戦へ出場する権利を得ます。
  • 決勝戦では予選を通過したチームが集い、その腕を競います。予選で作成したテスト設計資料をさらにブラッシュアップすることで、技術を進化させる楽しみを味わってください。
  • 予選前に各地域でチュートリアルを行います。チュートリアルではテスト設計に関する講義を行います。このチュートリアルは一般の方も参加可能です。参加予定チームはもちろん、一般の方もぜひご聴講ください。

◆テストベース

(1) 「話題沸騰ポット」

テスト対象の要求仕様を記述したテストベースです。以下よりダウンロードしてください。

NPO法人 組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会 (SESSAME)
「話題沸騰ポット要求仕様書 (GOMA‐1015型) 第7版」
http://www.sessame.jp/

 →左メニューから 話題沸騰ポット要求仕様書 を選択してください

※本テストベースは組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会 SESSAME様にご提供いただきました。

(2) 「ASTER U30 テスト設計コンテスト テストプロジェクト要求補足書」

要求仕様を補足するテストベースです。以下よりダウンロードして下さい。

【テストベースのダウンロード】
https://aster.or.jp/business/contest/doc/ASTER_U30_tdc_supplement_V3.pdf

U-30クラス テスト設計コンテスト審査基準2020

以下の審査基準に従って、書類審査とプレゼンテーション審査を行います。

◆予選および決勝戦の成果物審査

■テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計点(40点)

  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計レベルでテストすべきこと(テスト観点)が考慮されているか
  • テスト観点がすべて盛り込まれているか
  • テスト観点が適切な粒度で表現されているか
  • テストレベルやテストタイプ、テストサイクルなどを用いるなどして、テストの全体像が把握しやすいか
  • テスト対象やテスト目的など、テスト観点間の関係が分かりやすいか
  • テストの厚みやバランスが考慮されているか
  • テストスコープが明示されているか、明示されたスコープは妥当性があるか
  • 仕様書の問題を指摘できているか

■テスト詳細設計・実装点(30点)

  • 特定のテスト観点において、テストケースが十分に記述されているか
  • 選択したテスト観点が適切か
  • テストケースの構造が適切に表現されているか
  • テスト詳細設計・実装のための適切なテストの技法や記法を用いているか
  • 網羅性やピンポイント性は適切に考慮されているか
  • リスクを考慮した優先順位付けが行われているか

■工程間一貫性点(10点)

  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計とテスト詳細設計・実装の間のトレーサビリティが取れているか
  • テスト要求分析・テストアーキテクチャ設計とテスト詳細設計・実装のバランスが良いか

■文書点(20点)

  • 文書の情報量は適切か
  • 文書の構造は適切か
  • 文書の論理性は高いか
  • 文書は分かりやすいか(正確な情報が速やかに伝わるか)
  • 文書の説得力は高いか
  • 文書体系が示されているか
  • 文書の保守性を考慮しているか

※ 文書にはプレゼンテーション資料も含む。

■総合点(20点)

  • 技術レベルが高いか
  • 独自性は高いか
  • 新規性は高いか
  • 発想は豊かか

※ ただし、独自の概念や用語を用いる場合には、用語の定義を必ず行うこと。

以上、合計120点満点とする。

◆決勝戦のプレゼンテーション審査

■プレゼンテーション技術点(15点)

  • 内容、表現手法、その他特別点

※書類選考予選ではプレゼンテーション審査は行いません。

U-30クラス 予選スケジュール

予選スケジュールと選考結果については下記をご覧ください。

◆書類選考予選

審査結果発表

2020年6月22日(月)

成果物提出締切

2020年5月12日(火)

予選通過チーム

審査の結果、以下のチームが予選通過となりました。 決勝戦での奮闘に期待します。

  1. team ymzk-jp
  2. 一等米
  3. zeak
  4. 王バーフロー
審査委員

井芹 洋輝 (テスト設計コンテスト審査委員会)★

山﨑 崇 (ベリサーブ)★

大段 智広 (豆蔵)

井芹 久美子(テスト設計コンテスト審査委員会)

坂 静香 (テスト設計コンテスト審査委員会)

蛭田 恭章 (ベリサーブ)

(★…U-30クラス共同審査委員長)

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