HOME > 活動報告 > イベント報告 > ICST 2017

イベント報告
ICST 2017

2017年3月13日(月)~17日(金) 於 早稲田大学 西早稲田キャンパス

ICST 2017

1.はじめに

ソフトウェアテストの国際会議 ICST 2017 (10th IEEE International Conference on Software Testing, Verification and Validation)(*)、を東京で開催しましたので報告します。

* ICST 2017 Webサイト(英語):
http://aster.or.jp/conference/icst2017/
ICST 2017 Webサイト(日本語簡易版):
http://aster.or.jp/conference/icst2017/japanese/
ICSTとは

ICSTはIEEEが主催するソフトウェアテストの研究発表を行う国際会議です。詳しくはICST 2012参加レポートをご参照ください。

[ICST 2012 参加レポート]
http://aster.or.jp/activities/investigation/icst2012.html

今まで欧州と北アメリカで交互に開催されてきましたが、今回はアジア初の開催を東京、早稲田大学で2017年3月に開催しました。
IEEE、NPO法人ASTER、早稲田大学の主催で開催し、運営委員長はGoogleのAtif Menon氏、電気通信大学の西康晴氏、プログラム委員長はFraunhofer FOKUS のIna Schieferdecker氏、早稲田大学の鷲崎 弘宜氏が務められました。

ICST 2017 日本開催の経緯

日本でテストの国際会議を開きたい、との意志で2012年よりNPO法人ASTERが招致活動を行い、2015年に日本開催が正式決定されました。2016年の一年間の準備期間を経て2017年の開催となりました。

2.ICST 2017 概要

開催場所:
早稲田大学 西早稲田キャンパス
開催期間:
2017年3月13日~17日
参加国数:
35か国
出席人数:
378人

参加国詳細、その他概要については以下のファイルもご参照ください。

[オープニングスライド]
http://aster.or.jp/conference/icst2017/program/Day1.OpeningCeremony.pdf

3.プログラム

ICSTは本会議とその前後に行うワークショップで構成されます。
本会議は3月14日~16日の3日間行いました。3日間とも、基調講演の後、各セッションを開催しています。

基調講演1

The State of Continuous Integration Testing at Google.
John Micco, (Google, USA)

基調講演2

自動運転技術に関する新たな検証課題について
西川 賢司氏 (トヨタ自動車株式会社)

基調講演3

Model-Based Testing and Model Inference: Better Together!
Andreas Zeller
(Software Engineering Chair Saarland University - Computer Science)

各セッション

学術分野、産業分野での論文発表を始め、テストツール、ツールデモ、ポスター、テストコンテスト、ドクターのためのセッションなど、1日4トラックでの多彩なセッションを行いました。基調講演、セッションの1トラックは日本語の同時通訳も行っています。
詳細については下記プログラムをご参照ください。

[ICST 2017 プログラム]
http://aster.or.jp/conference/icst2017/program/schedule.html

バンケット

3月15日夜に池袋サンシャインでバンケットを開催しました。バンケットではICST創始者による挨拶、各種表彰も行われました。

併設開催イベント、ワークショップとして下記を開催しました。

  • 3月12日 Asian PLoP、IPSJ SIGSE (情報処理学会ソフトウェア工学研究会)
  • 3月13日 TAIC PART:、ITEQS:、Mutation、IWCT:
  • 3月17日 InSTA、A-MOST、ACSE

4.今後の活動予定

次回のICSTはスウェーデンで2018年4月9日―13日に開催されます。
ASTERとしての国際連携活動としてしっかりつなげていきたいと思います。

5.おわりに

ICSTの日本開催を目標に2012年より取り組んで参りましたが、今回の開催が叶い日本からも予想以上に多くの参加者を得ることができ、国際的な研究動向に多くの人々が関心を払っていることを感じました。また、過去統計を見ると、これだけ多くの日本の方々が未だ海外の会議に参加できていなかった事実を目の当たりにし、より国際連携においても情報の発信、機会の創出をしていかなければならないという決意を新たにしました。
今後のソフトウェアテスト業界の発展に向けてますますの取り組みの強化を目指します。

報告者 / 吉澤 智美 (NPO法人ASTER ICST特別事業担当理事)

[ページトップへ]